中国茶と中国茶器の専門店 「恒福茶具」へようこそ! - 2005/02

中国茶と中国茶器の専門店 「恒福茶具」へようこそ!

「恒福茶具」が最もお勧めする【健康茶】
「恒福茶具」がお勧めする【健康茶三種ブレンド】

左から:苦丁茶(一葉茶)・菊花茶・洋菊茶

「恒福茶具」がお勧めする【健康茶三種ブレンド】をご紹介致します。

健康維持に効果的ということで苦丁茶(一葉茶)のご利用とお問い合わせが一番多いのですが、苦丁茶(一葉茶)を単独でお飲みになるよりもより効能が広くより効果的になる、【健康茶三種ブレンド】を「恒福茶具」では最もお勧めしています。

三種それぞれの効能は下記の通りですが、ブレンドする事でそれぞれの効能を同時に取り入れることが出来ます。

・苦丁茶(一葉茶)
効能:便秘防止・ダイエット・高血圧症の改善・ガン予防・新陳代謝の向上

・菊花茶
効能:疲れ目・消毒解毒作用・解熱・沈静効果

・洋菊茶
効能:疲労回復・老化防止・免疫力向上・血流改善

 

お味の方は苦味や菊独特の風味で最初は飲み難さを感じるかもしれませんが、飲みなれると結構病み付きになる味です。

煎じて飲まれるのも結構ですが、お茶と同じように抽出して同じ茶葉で五煎以上飲んで頂けますので、経済的な健康茶でもあります。

それぞれ100gで、使用量によりますが1〜3ヶ月飲むことが可能です。

何となく体調が優れない、病気になりやすい、花粉症やアトピーに悩まされている方、糖尿病・高血圧症の方、更年期障害の方、特にそういう症状を感じている方にぜひ長期的に飲んで頂きたいです。

この【健康茶三種ブレンド】を飲んで頂きますと、新陳代謝が高まり血流がよくなります。

新陳代謝が高まりますと、人間の体が本来持っている免疫力が回復されます。

更に血流が良くなる事で衰えていた体の器官の本来の能力が回復する、つまり自分の体を健康な状態に戻す効果があるわけです。

色々な理由で衰えていた本来の人間の体の機能を取り戻すこと、それが健康維持に最も効果的な事だと私は考えています。

人間の体が本来持っている免疫力や回復力、これはどんな薬よりも強力ですね。

人間の体が本来持っている免疫力や回復力を取り戻すためのお手伝いをする健康茶、それがこの【健康茶三種ブレンド】です。

中国茶と中国茶器の専門店「恒福茶具」

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中国八古窯「耀州窯」を訪ねる

耀州青磁を求めて

 

中国八古窯の一つに、耀州窯があります。

耀州窯とは陜西省は耀県銅川市附近に分布し、黄土高原の台地の山間部に数件の陶芸家一族が作陶を続けています。

中国陶磁史においては有名な窯場で、皇帝に献上する献磁を制作していました。

有名なのは耀州青磁ですが、骨董品は数十万〜数百万で取引されていますが、現代物はほとんど流通していません。

耀州青磁の色はオリーブグリーンで、その独特な色合いは特徴的です。

時代的には宋の時代が最も栄えたといわれ、現在も世襲制による陶芸家一族がその時代に完成された作品そのままを作りつづけています。

耀州青磁は本体を成形した後に刃物で文様を刻んでいく、刻花紋が代表的な様式です。

そこへ青磁の釉薬が流れて、刻花紋を引き立てています。

デザインは宋の時代を中心とした献磁の意匠を、そのまま再現しています。

レプリカとはいえ製作している作家は当時の作家一族の末裔達ですから、宋の時代そのものが手に入れられる事と同じと考えられます。

歴史を感じると共に、正に「中国の宝」と言える焼き物です。

成形した作品に刻花紋で文様を入れているところ

焼成前の乾燥中の作品

耀州青磁は滅び行く焼き物、私はそう感じさせられました。

製作している作品を見ても分かりますが、実用的な食器を耀州青磁で製作したとしても売れないので、作家たちは過去の作品のレプリカを製作しています。

私は耀州青磁の第一人者の作家を訪ねました。

彼の持つ技術は彼の息子さん(上記の写真の若者)にしか伝授されないそうで、また彼も親から代々技術と伝統を引き継いできたと説明してくれました。

耀州青磁の技術と伝統は世襲制で、現在はその技術と伝統を受け継ぐ一族も数えられるほどしか残っていないのが現状でした。

彼に色々な所を案内してもらいましたが、最後に昔の窯跡と共同の出荷場へ連れて行ってもらいました。

昔の窯跡に並んで現在も使われている窯があるのですが、その巨大さには驚かされました。

私が今までに見てきた窯の中では、一番大きなものだったと言えます。

燃料はコークスを使用するそうですが、この耀州青磁の独特の色目オリーブグリーンは燃料によるところがあるようです。

その後に共同の出荷場へ案内されたのですが、倉庫に膨大な在庫がありました。

ところがそれらは全て傷物で、観光客に売れそうなものは倉庫内に、売れそうもない安物は野ざらしという状態でした。

別に良品とされる作品の在庫も見せてもらったのですが、日本の検品レベルから判断するとその良品もほとんどがB級品と言えるものばかりでした。

これは国民性と価値観の違いでしょうが、どうやら巨大な窯で焼かれる作品群は日本のレベルから見るとほとんどが不良品とみなされると感じました。

私が訪問した作家さんは工房を所有していて自分の窯ももっていますが、やはりそこで焼かれる作品も大半が日本の検品レベルから判断すると不良品です。

本当に歩留まりが悪く、もう少し気を遣えば不良品率を改善できるのに、勿体無い話だと思わされました。

耀州青磁は時代から取り残された焼き物と言えますし、この現状から判断すると益々衰退して行く産地と感じさせられました。

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中国八古窯「磁州窯」を訪ねて

中国八古窯(磁州窯)

 

 

磁州窯の代表的な様式による現代の作品

磁州窯は位置的にいうと北京の南西約500キロ、鉄道の駅(ハンダン)から車で一時間半程度掛かります。

私が訪れた当時は高速道路が建設中でしたが、現在は北京からでしたら車で4〜5時間で到着可能かと思います。

私がこの磁州窯へ行った一番の理由は、日本の赤絵の原点である「紅流彩」を確かめたかったからです。

宋の時代に完成された磁州窯の「紅流彩」は日本へ渡り、赤絵として日本にも定着しました。

しかし世界的に有名になったのは、日本の赤絵ですね。

磁州窯の「紅流彩」は磁州の白い土の上に更に白化粧をして、上絵で赤と緑の絵柄を描いています。

素朴で朴訥な絵柄が多いのですが、どこかしら優雅さも感じさせられる温かみのある焼き物です。

今でも磁州窯は国営工場が中心で中国全土に日常食器を供給しているようですが、中国では磁器は景徳鎮、陶器は磁州窯が一番と言われています。

国営工場は現役で運営されていますが、小さな工場や工房はほとんどが廃墟となっているのが現状です。

磁州窯博物館には資料と作家が集まっていますので、磁州窯の代表的な様式や焼き物はここで見ることが出来ます。

しかし私が求めていた「紅流彩」は宋の時代には盛んに製作されていましたが、現在では全く残っていませんでしたし作品自体も見ることは出来ませんでした。

「紅流彩」は既に過去の様式で今はもう作っていない、磁州窯ではそのようにとらえられています。

そうですかと帰るわけにもいかないので、唯一現役で活動している小さな公司へ飛び込みで訪ねて、「紅流彩」を再現して作ってもらえませんかと訊ねてみました。

すると作品見本室へ案内してくれて、お前の言う「紅流彩」はこれか?と、まさに宋の時代の出土品の幾つかを見せてくれました。

そこには数は多くはありませんでしたが、資料として出土品のいくつかの「紅流彩」がありました。

まさにこの焼き物が欲しいのだと言うと、馬鹿にした態度で「こんなものは過去の焼き物、なんでこんなものが欲しいのか分からない」と言われてしまいました。

私にとっては価値のあるものなので、こういう焼き物を再現したいのだが可能か?と訊ねると、また馬鹿にした態度で一言「簡単!」と言われてしまいました。

それじゃ作ってもらえるかと訊ねると「自分で作るのか?」と言うので、「こちらの職人に作ってもらいたいのだがどうか?」と言うと、それでも構わないという話になり早速工房へ案内してくれて、専属の職人さんと対面です。

結果私は三日間この公司へ通って、「紅流彩」を再現してもらいました。

焼き上がりまで現地に滞在することは出来なかったので、後日焼きあがったら日本へ送ってくれと、代金や送料を含めた金額を支払ってきました。

しかし彼らは輸出をした事がないので、日本までどうやって送ったらよいのか分からないという事だったのですが、郵便局で国際小包で送ってくれれば大丈夫だからとお願いしてきましたが、本当に到着するかどうか不安な面はありました。

後日談として三ヶ月待っても到着しなかったので電話で問い合わせたのですが、既に二ヶ月前に荷物は送ったという返事で、送り状の番号も知らせてきました。

そこで番号から荷物を調べてみると、日本へは荷物は入ってきていないという返事でした。

すると一週間ほどすると、何と荷物が到着しました。

箱を楽しみに開けようとすると、まずガシャと嫌な音がします。

割れている気配です。

箱を開けてみると、見事に割れた楽しみにしていた「紅流彩」の塊が見えて、どれがどの部品やら分からない状態です。

中に数個割れなかった無事な品物がありましたが、何の梱包もされない状態でただ箱に入れただけで送った荷物ですから、割れないものが少しでもあったことが不思議な位です。

陶磁器を扱う公司へ荷物として送ってくれるように依頼した訳ですから、当然梱包はしっかりやってくれると、その事を常識として考えた私が間違っていたようでした。

おそらく荷物はそんな状態だったので、中国のどこかで放置されいたのだと想像しています。

ところが私から問い合わせが入ったので、放置されてした場所から荷物が出荷されて到着したのでしょう。

まあ到着しただけでもよしとして、私は粉々になった「紅流彩」を復元する作業を始めました。

私の磁州窯「紅流彩」を求める旅は、最終的には「紅流彩」を復元する結果に終わったわけです。

 

 

復元してもらった「紅流彩」の一部

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中国の健康茶

中国の健康茶について

お茶は健康に良い飲料で日常的に飲む事で健康維持に効果的となれば、こんなよい飲み物はないというお考えの方がほとんどだと思います。

私は中国茶をご紹介する仕事をしていますが中国茶の美味しさから中国茶を知り、この美味しい中国茶をより多くの方へ知って欲しいということからこの仕事をしています。

その結果中国茶は美味しいばかりか健康維持にも効果的で、医食同源を実践する食品であることが分かりました。

お客様からも便秘に効くお茶、ダイエットに効果的なお茶、アトピーに効くお茶、花粉症に効くお茶と様々なご要望と相談を頂戴して、やはり健康維持に関する中国茶の需要は非常に多いことが分かりました。

そういう事情で茶葉の効能を調べたりしている中で、既に日本で有名になっている中国の健康茶のことを思い出しました。

例えば「甜茶」ですとか「杜仲茶」、これは健康茶に興味のない方でも名前だけは知っているという方が多いと思います。

勿論これは中国のお茶で、生産地も中国です。

これらは果たして中国ではどの程度飲まれているのだろうか?そう思って、一番仲の良い中国の茶商に尋ねてみました。

そうすると、「甜茶」?それは甘いお茶の意味だよ、「杜仲茶」?何それ?、そういう返事が返ってきました。

「甜茶」も「杜仲茶」もそういう商品名のお茶は中国にはない、そういう返事だったのです。

日本では中国の健康茶として有名なのになぜ中国現地には存在しなくて、お茶を生業とする人間が、名前さえも聞いたことがないのでしょうか?

私はこの茶商が勉強不足なのかと思い、他の茶商にも聞いてみました。

ところが、全く同じ状況でした。

民間の人に聞いてもやはり同じような答えが返ってきて、「甜茶」も「杜仲茶」も中国では販売もされていませんし、知る人も居ません。

日本においてはどちらのお茶も、中国何千年の歴史の中で漢方がどうとか効能がどうでと、中国ではさも有名な健康茶であることを売り物にして商品説明がされていますが、調べてみれば上記の実態です。

色々な意味で、考えさせられました。

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中国茶用自作湯沸し
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中国茶を淹れる際に使用する湯沸しを自作しました。

中国茶を淹れる際には常に沸騰したお湯が手元に欲しいものですから、電気ポットが便利です。

ところが湯沸しジャーでは風情がありませんし、中国や台湾で作られている電気ポットでは耐久性に不安があります。

またデザイン的にも気に入る商品がないので、自作で湯沸しを作ることにしました。

湯沸し本体は土鍋を作る耐熱粘土を使用して、容量の多い大きめな土瓶を作りました。

竈は共土を使用して、下からアルコールランプで保温する形式で使用します。

結局何度も何度も作り直して、これも一体いくつ作ったやら。

苦労したのは竈の形状で、アルコールランプの火が消えることなく効率的に保温できる形状が分かるまでに竈のみをいくつも作りました。

苦労の甲斐あって、思い通りの作品が出来上がりました。

実際に使用してみるとこれで水の状態から沸騰するまでお湯を沸かすのは時間が掛かりすぎですが、別に薬缶で沸騰したお湯をこの湯沸しに移して、お湯を保温して使用するには丁度良い具合です。

またお湯が残り少なくなるとシューシューと音がして、幼い頃火鉢の鉄瓶が音をたてていた音と同じ音が聞こえてきて、懐かしいと共に中国茶を淹れるのに風情を感じさせてくれました。

昔の鉄瓶のお湯も湯がまろやかになってお茶が美味しかったと思いますが、この湯沸しを使ったお湯も非常にまろやかです。

中国茶用には天然水や前もって濾過した水を使用するのですが、この湯沸しを使用すると水道水そのままでも全く問題はありませんでした。

 



私の陶芸作品をご覧下さい。
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私の陶芸作品を幾つかご覧下さい。

     

    

    

基本的には焼き締めの焼き物が好きですが、登り窯焼成による自然釉の作品も大好きです。

使用する土は様々ですが、備前・萩・信楽赤は比較的よく使用する土です。

急須の基本は横手急須ですが、上手急須や土瓶を作ることが多いです。

急須らしき形状を作ることはそれ程難しくはないのですが、尻漏れのしない切れの良い急須を作ることはかなり技術を要します。

作家に弟子入りすれば成形技術の進歩も早いのでしょうが、所詮趣味として作陶してきましたので、誰からも指導を受けたことがありません。

まともに使用できる急須が作れるようになるまでに、一体いくつの急須を作ったやら?

今でこそ人様に差し上げても恥ずかしくない作品が作れるようになりましたが、週に一度二時間程度作陶する趣味の範囲では、そこまで到達するのに約十年掛かったと言えます。

職業として日々轆轤へ向かえば、きっと半年〜一年でそれを成し得たのだろうと思います。

どんな世界でも同じかもしれませんが、満足の行く作品が出来上がることはいつまで経ってもありません。

おそらく一生作り続けても、満足の行く作品というのは出来上がるのやらどうやら。

 



趣味の陶芸
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陶芸は私の趣味の一つですが、これも趣味暦の長い、おそらく一生続けるであろう趣味の一つです。

出会いは学生時代に遡りますが、当時工業デザインを専攻していたデザイン科の学生だった時に、授業の一環の中で陶芸を経験する機会がありました。

最初から轆轤を回す経験をしたのですが、その時私は不思議な気持ちになりました。

轆轤に座って手で土をこねていると、無性に嬉しかったのです。

手が懐かしいものに再会したような、そんな気持ちでした。

もし前世があったとしたら、私はきっとこの陶芸をやっていたのです。

気持ちよりも先に手が喜んで、夢中で轆轤に向かっていました。

授業は90分だったのですが、それでは物足りなくて、その日の放課後に教授に許可も得ないで勝手に創作室へ入ってまた轆轤へ向かいました。

日も暮れて時間も遅くなると、さすがに教授がやってきました。

お前何をしているんだ!と怒られそうでしたが、気配を察したのか怒られはしませんでした。

一言「そんな小さなものを作らずに大きなものを作れ、そうしないと良いものは作れないし上手くならないぞ」とアドバイスをされて、そのまま教授は創作室を出て行きました。

そんな事があって私はすっかり陶芸にはまってしまったのですが、更に続きがあります。

その教授がゼミで陶芸を開催してくれて、私は勿論一番に参加させてもらいました。

その頃日本六古窯を訪ねる中で、教授は常滑へ連れて行ってくれました。

そして今は人間国宝の「山田常山」のアトリエへ連れて行ってくれました。

ここで私の急須人生とつながるのですが、山田常山の急須を見せて頂き、私はその美しさに虜になってしまいました。

急須という日常雑器でありながら、道具をここまで美しく機能的に造形するその技術とセンスに驚きを隠せませんでした。

いつかこの山田常山の作るような急須を自分で作ってやる、ぜひ作りたいと心に誓いました。

現在私は中国茶と中国茶器の専門店 「恒福茶具」というネット通販のサイトを運営していますが、主に中国茶器の代表である宜興紫砂壺をご紹介しています。

つまり陶芸から急須にはまって、ついに宜興紫砂壺へ行き着いた、そういう次第なのです。

常滑の朱泥急須は宜興の職人がもたらした焼き物ですし、お茶を淹れる為の急須を極めると「宜興紫砂壺」へ辿り着きます。

「宜興紫砂壺」は轆轤を使わない「タタラ作り」による成形方法なのですが、轆轤を使わずにこの「宜興紫砂壺」を作る技術は信じられないような技術です。

残念ながら自分は轆轤を使用する成形の方が好きなので自分で「宜興紫砂壺」を作ろうとは思いませんが、仮に作ろうと思うと相当な修行を積まないとまともな作品は作れません。

現在も私は陶芸の趣味は続けていますが、作る作品はやはり急須です。

作陶暦もそれなりに長いので、技術的には陶芸教室の先生レベルはすでに超えています。

それでも今のレベルでは、まだまだ山田常山には追いつく事は出来ません。

いつしか山田常山を追い越したいと思っていますが、今の人生の中では難しいかもしれません。

そういう自分に、言い訳をこのようにしています。

手が思い出したように前世があったとしたら私は陶芸をやっていた訳ですから、来世もきっと陶芸をやるであろう事は間違いありません。

来世には職業の選択を間違えずに陶芸家になり、その時は山田常山を越えてやると、そんな言い訳をしているのです。

 



趣味の園芸
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園芸の趣味は小学校二年生以来の趣味なので、かれこれ四十年以上続いている趣味です。

小学校二年生の春、ある日リヤカーに花の苗を積んで売っているおばちゃんがやって来ました。

私は何の気もなしにふと見ると、色々な花の苗の中からデージーの苗が目に留まり、とても可愛いものに見えて、母にねだってそのデージーの苗を買ってもらいました。

当時十円か二十円だったと思うのですが、昭和三十年後半の話です。

父も母も庭をいじる趣味はなかったのですが、その頃住んでいた家では猫の額ほどの庭しかなく、その一角へそのデージーの苗を植えました。

花壇というような状態ではなかったので、手ごろな石を拾ってきて、石を並べて囲いを作って花壇らしき状態にしました。

するとデージー一株では寂しいですから、きっと他にも花を植えたくなったのだと思います。

その頃中央線の三鷹に住んでいましたが、線路沿いの北側に「加藤園芸」という園芸店がありました。

私は小学校の低学年から度々その「加藤園芸」へ通い、何度も通っては数十円の花の苗を買ったり、見るだけでも楽しい種の袋の写真やイラストから憧れて、種などを買い求めて花壇を埋めていきました。

小学校低学年で一人で園芸店通いをする変わった少年ときっと思われていたでしょうが、「加藤園芸」の従業員さんはいつもにこにこと私に接してくれました。

読書も私の趣味の一つでしたが、当時は確か小学館の「趣味の園芸」という分厚い本を買って日々の愛読書にしていました。

一般的な園芸種の植物と野菜は一通り紹介されていて、自分では買えない・手が出せない植物をその解説書で楽しみつつ、自然と名前や栽培方法を暗記してしまうほどでした。

小学校の六年生になると、家の隣の空き地(草ぼうぼうの野原)を許可も無く小さなショベル一つで開墾して、と言っても広さは四畳半程度の広さでしたが、畑にすることにしました。

知識だけはありましたから、キュウリ・蕪・ニンジン・大根・ナス・かぼちゃまずはその辺りから種を買い込んで、早速畑に種を撒きました。

季節は春から夏に掛けてですが、気温の高い時期なので成長は驚くほど早く、日々成長する野菜に驚きと興味で楽しくて楽しくて仕方がありませんでした。

当時三鷹には専業農家も多く、あるおばちゃんに私の猫の額ほどの畑を見て笑われましたが、初めての農業経験は私にとって忘れられない出来事です。

その翌年は中学へ進学しましたので畑は続けることは出来ませんでしたが、私の園芸趣味はそれ以降も続くわけです。

中学生以降は「サカタのタネ」の通販を中心に、園芸店では販売されていないような種類の植物を栽培することに熱中していました。

社会人となるとさすがに園芸に割ける時間は少なくなりましたが、それでも土日には小さな庭弄りをするのが楽しみな時間でした。

出来るなら仕事を引退した老後は、畑である程度自給自足をしながら陶芸三昧の生活を送りたい、そんな老後を夢描いています。



中国茶器セット

中国茶器セット

中国茶器を揃える際に、コーディネイトを考えながら設えるというのは難しいですね。

特に初心者の方には何を揃えてよいのやら分からない事もありますし、「いっそ揃いになった中国茶器を買おうか?」そう考えている方は少なくないと思います。

紫砂の茶器セットが色々と売られていますし、価格も手頃なものがあるのでまずはそれを買ってみようか!

「一寸待ってください!」

茶器セットとして売られている商品は大量生産された安物が多く、お土産品やギフトとして使用されるケースが多いので、あまりお勧めできる商品はないのです。

使ってみると使い勝手は悪い、安っぽいと、直ぐに使わなくなってしまいます。

割れない限りは出来れば一生使い続けたいお道具ですから、無理をしても良い商品をお買い求め下さい。

上記の画像の中国茶器セットは「明国緑泥」という紫砂材料を使用した、作家さんの手作り紫砂茶器セットです。(「恒福茶具」が特別注文して作ってもらったオリジナルの中国茶器セットです。)

紫砂壺の作家さんはセット物は作るのが面倒なのであまり作りたがらないのですが、注文すれば作ってくれます。

作家さんが作ったセット物でしたら材料もランクが上、使い勝手も悪くありません。

このような中国茶器セットでしたら一生使い続ける事が出来ますし、一生使い続けたいと思って頂けます。

中国茶器セットをお求めの際は、よくある中国土産の数千円で購入できる中国茶器セット、これは絶対に止めてください。

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初心者でも本格的に見える、中国茶器 「天然竹製茶盤」

天然竹製茶盤

中国茶を淹れる際のお道具として、茶盤という道具があります。

お茶を淹れる際に茶器を温めたり不要となったお湯を流したり、この茶盤の上でお茶を淹れる作業をします。

茶盤の代わりに茶舟を使うという手もありますが、両方を使用すると更に便利にお茶を淹れる作業がスムーズに運びます。

どちらか一つという場合は、私は茶盤をお勧め致します。

この上でお湯を流したり不要なお茶を流したりと、テーブルを汚したり濡らしたりする心配無しにお茶を淹れる作業が行えますし、茶盤を使用してお茶を淹れると何より本格的に見えます。

茶盤を前にすると、さあお茶を淹れるぞ!という気分になり、ムードも満点です。

茶盤は木製・紫砂製・石製・竹製と様々な素材を使用した商品がありますが、価格の面と機能的な面、収納性を考えるとこの天然竹製茶盤が一番お勧めです。

また天然の竹を使用して作られていますので、上手く使えば一生物として使用可能ですし、竹は枯れてくると味わいが出てきます。

長年使用した竹製の茶盤は、味わい深いものです。

台湾で製作されている高級品が有名ですが値段がその分高いので、一寸気軽に買える値段ではありません。

中国で生産されている竹製茶盤は、大量生産されている作りはややアバウトな商品です。

しかし値段が安いので、気軽に使って頂けることと思います。

中国茶のお道具を揃える際には、ぜひこの茶盤もお忘れなく!

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香りを味わう杯

茶杯と聞香杯

中国茶を飲む際に使用する湯のみですが、左側の杯のような小さな器が茶杯、右側の背の高い器が聞香杯と言います。

中国茶を飲む際の器は茶杯と聞香杯がセットになった、対杯という器でお茶を飲みます。

聞香杯は読んで字のごとく、香りを聞く杯です。

つまりお茶を飲む前に、香りを味わう器なのです。

何と優雅な作法と思いますが、これは中国茶は香りが命という証です。

先ずはお茶を飲む前に聞香杯でそのお茶の香りを嗅ぎ、鼻から肺までお茶の香りで一杯にして、気分をリフレッシュする。

そして一口口にお茶を含み、口の中でお茶の味をゆっくりと全ての感覚を使用して味わう、それが中国茶の味わい方です。

美味しい中国茶ですから大きな湯飲みでもっとガブガブと飲みたい、そう仰る方も多いのですが、それでは味も素っ気もありません。

中国茶は濃縮された味と香りを優雅に味わう、そういうお茶です。

でもやっぱり美味しいから沢山飲みたい、中国茶は日本茶と違って何煎も飲めますから、この小さな茶杯で結局は何度も飲んでよいのです。

中国茶は単にお茶を飲むというだけではなく、心に余裕をもって優雅に飲んでください。

茶杯の素材は耐熱ガラスであったり磁器製であったり、そして紫砂の茶杯までありますが、お茶の色が美しく映るのはやはり白い磁器製の茶杯です。

白磁の茶杯は、やはり景徳鎮のものが一番です。

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便利な馬克杯(マグカップ)

馬克杯(マグカップ)

自宅以外で中国茶を飲む際に、この茶漉し付の馬克杯(マグカップ)を使用すると非常に便利です。

オフィスや学校へ紫砂壺や中国茶器一式を持ち込んで中国茶を淹れる、そんな事は難しいでしょうから、そういう自宅以外で中国茶を楽しみたい方にこの馬克杯(マグカップ)をお勧め致します。

カップの上から茶漉しになる部分をセットして茶葉を入れます。

後はお湯を注いで蓋をして、1〜2分待ちます。

蓋を取って逆さまに置いて、その上に取り出した茶漉しを置けば直ぐに中国茶が楽しめます。

更に続けて飲む場合は再度茶葉の入った茶漉し部分をカップにセットして、もう一度お湯を注げば二煎目が飲めるという次第です。

馬克杯(マグカップ)は容量の多い大き目の商品が多いので、お茶を一度に沢山飲みたい方にも便利かと思います。

この馬克杯(マグカップ)を利用して、ぜひオフィスや学校でも中国茶をお楽しみ下さい。

お値段は数百円の安い商品から数千円の高級品までありますが、やはり安い商品は出来も良くありませんし、使い勝手もあまりよくありません。

ある程度、高級品を選定される事をお勧め致します。

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茶漉しも忘れずに

茶漉しは必需品です。

ご覧頂く画像は中国製の茶漉しですが、網目が非常に細かく、細かいお茶のカスまで濾しとってくれます。

日本製の茶漉しは網目が粗くて、中国茶向きではありませんね。

非常に安い商品ですし、中国茶を淹れる際にはぜひこの茶漉しをお使い下さい。

茶海へお茶を移す際にこの茶漉しを茶海に掛けて注げば、細かいカスまで濾し取れます。

それでも粒子に近い細かい茶葉が茶海の底に残りますが、茶杯へ移す際に気を遣うとそれも除くことができますので、茶杯へサービスされたお茶は非常に綺麗です。

中国茶器を揃える場合は、この茶漉しもお忘れなきようお願い致します。

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茶海は、皆さん使われていますか?

茶海(ピッチャー)をご紹介します。

中国茶を淹れる際に必要な道具の一つとして、茶海をご紹介します。

皆さん茶海は使われていますか?

紫砂壺や蓋椀を使用して中国茶を淹れて、そのまま茶杯へお茶を注いでいませんか?

抽出したお茶を一度この茶海へ移してそれから茶杯へ注ぎますが、それはお茶の濃度を均一にする為です。

抽出したお茶をそのまま茶杯へ注いでいきますと、最初と最後ではどうしてもお茶の濃度が違ってきます。

またお客様へお茶を淹れてあげる際にも直接茶壺や蓋椀からお茶を注ぐよりも、一度茶海へお茶を移してから茶杯へ注いだ方がスマートで粗相もありません。

それともう一つの利点は茶海にお茶がある内に、次のお茶を茶壺なり蓋椀で抽出する事が可能になります。

そうするとお客様がお茶を飲まれている間に次のお茶を準備出来ますから、そういう点でも便利に使えます。

出来れば茶海も幾つか持っていると、便利ですね。

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2005年02月10日(Thu)▲ページの先頭へ
「蓋椀」は急須代わりに使用できる、便利な中国茶器です。

蓋椀は急須代わりにも使える便利な茶器です。

中国茶器の中に画像のような形状の蓋椀という商品がありますが、これを急須代わりに使用する事はご存知でしょうか?

本来は一人用に使用する蓋付の湯のみなのですが、中国茶芸ではこれを急須代わりにも使用します。

宜興紫砂壺はお茶を美味しくしてくれる茶器としてお勧めですが、同じ茶壺で色々な茶葉を淹れるわけにはいきませんので、そんな時に活躍するのがこの蓋椀です。

蓋椀は磁器製のものか上記画像のような耐熱ガラス製のものがありますが、初心者の方には耐熱ガラス製の方が中の水色を確認しながら茶葉の開き具合なども目で確認し、抽出具合を調整できるので便利かと思います。

中が見えるという事は、花茶や細工茶(工芸茶)などを淹れる際にも目で楽しめますのでお勧めです。

この蓋椀を急須代わりに使用する方法は一寸コツがいりますが、慣れれば何でもありません。

熱いお湯を使用しますから本体は熱いので指の置き所に注意が必要ですが、親指と中指で本体を挟んで、人差し指で蓋を少しずらして茶葉が一緒に流れないように一気に茶海(ピッチャー)へお茶を移して、人数分の茶杯(小さな湯のみ)へサービスするといった具合です。

中国茶を淹れる茶器としては宜興紫砂壺が勿論一番お勧めですが、茶葉の種類だけ茶壺が必要です。

そうと聞くと考えてしまわれる方も多いかと思いますが、日常良く飲まれる種類の茶葉を専用の宜興紫砂壺で淹れて、そんなに飲まない種類の茶葉は蓋椀を使用して淹れる、そのような使い分けが初心者の方にはお勧めの方法です。

蓋椀も何個か持っていると、非常に便利な中国茶器なのです。

蓋椀は大量生産の茶器ですが、やはり使い勝手や大きさで使い難い商品も多数あります。

大きさはご自分の手の大きさに合わせて大き過ぎないもの(多少小さめ)を選定されると宜しいかと思います。

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宜興紫砂壺の選び方

宜興紫砂壺の選び方

中国茶を淹れる茶器としては宜興紫砂壺がお勧めなのですが、デザインも様々でおまけに泥色も様々、選定に悩まれることと思いますが、選定の為のアドバイスをさせて頂きます。

紫砂の色目としては紫泥(紫っぽいこげ茶)・朱泥(朱赤)・烏泥(黒)・緑泥(緑〜青)・黄泥(段泥)がありますが、これらの色目は紫砂材料と金属化合物の割合・焼成温度の違いで出されています。

なので色目が違うからお茶を美味しくしてくれる効果も違うのかというと、それ程の違いはありません。

全くお好みで選んで頂いて問題はありませんが、たとえば黒茶に使用する茶壷に黄泥を選んでしまうと茶壷にシミや汚れが目立つ結果になってしまいますのでお勧めできません。

お茶の種類に適した色目があるという事は言えます。

基本は紫泥ですが、日本では比較的朱泥が人気があります。

これは常滑や万古の朱泥の急須を見ているから馴染みがあるのかもしれませんが、常滑に朱泥の急須をもたらしたのは実は中国宜興の職人です。

形状についてはお茶の葉の形状に近い形を選ぶとよいと言われていますが、それも選定肢の一つと言えます。

紫砂壺には伝統的な形状で基本形がいくつもありますが、一番お勧めなのは倣古壺です。

倣古壺は淹れる茶葉を選ばない、万能な形状の壺で基本形と言えます。

いくつも茶壺を所有してくると少し変わった形状の茶壺が欲しくなったりするのですが、結果使い易さの面ではシンプルな形状の茶壺が一番です。

変わった形状の茶壺は見た目に華やかですが、最後は飾り物で終わってしまう可能性が強いです。

あまり適切なアドバイスとは言えないかもしれませんが、ご購入の際に思い出して頂ければ幸いです。

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宜興紫砂壺「型出し」と「手作り」ではお茶を美味しくしてくれる効果にも違いがあります。

宜興紫砂壺「型出し」と「手作り」ではお茶を美味しくしてくれる効果にも違いがあります。

宜興紫砂壺は、紫砂材料自体がお茶を濾過してくれる効果と香りを凝縮してくれる事により、お茶を美味しくしてくれる効果があります。

宜興紫砂壺は釉薬を掛けていない焼き締めの焼き物だからこそお茶を美味しくしてくれる効果があるのですが、もっと言えば繰り返し同じお茶を淹れる事で茶壺自体がお茶の香りと味を吸収して更にお茶を美味しくしてくれるという効果があります。

これを「養壺」と言いますが、同じ茶壺で違う種類のお茶を淹れてはいけない理由がここにあります。

では「型出し」と「手作り」ではその効果は、どれほど違いがあるでしょうか?

「型出し」の製法では「手作り」と同じく材料を板状に伸ばしてタタラ作りという製法で成形されるのですが、そのタタラを石膏の型にあてがって材料自体を伸ばすようにして成形して行きます。

ところが「手作り」ではタタラを円柱状にしてから、木のコテを使って叩きながら本体を望む形状にして成形して行きます。

この製法を、その際の音から「パンパン作り」と言います。

叩いて材料を圧縮していく製法ですから「型出し」の材料を伸ばして成形していく方法と比較して、材料の密度は細かくなって行くわけです。

紫砂材料自体に濾過効果がありますが、材料を縮めて成形する場合と伸ばして密度を粗くした場合は濾過効果はどの程度違うでしょうか?

当然お分かりと思いますが、材料の密度が細かい方が濾過効果が高いですね。

これが作家物の手作り茶壺が「養壺」効果が期待できる理由です。

全く同じ材料を使用したとしても「型出し」と「手作り」ではお茶を美味しくしてくれる効果に違いが出るのに、「手作り」の作家物の作品では材料も厳選されたものを使用しています。

元々の材料の時点から違いがある上に、成形方法で更に違いが発生してしまうわけです。

なぜ中国茶と中国茶器の専門店 「恒福茶具」では手作りの作家物の宜興紫砂壺をお勧めしているか、これで理由がお分かり頂けましたでしょうか?

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宜興紫砂壺には「型出し」と「手作り」があります。

宜興紫砂壺には大量生産型の「型出し」と「手作り」の違いがあります。

宜興紫砂壺は数千円で売られているものと数万円中には数十万という値段の作品もあり、値段の差はどこからくるのかお分かりにならない方も多いかと思います。

よく雑貨屋さんや一般的に見る宜興紫砂壺は数千円程度で販売されていますが、これは実は宜興で作られた宜興紫砂壺ではない場合があることをご存知でしょうか?

偽物天国の中国では、やはり宜興紫砂壺にも偽物が存在します。

宜興とは違う産地で生産されて材料も紫砂を使用していないのに、宜興紫砂壺として販売すれば高く売れますので、それで偽物が多く作られ日本へも大量に入ってきているわけです。

また本物の宜興紫砂壺でも大量生産型の「型出し」と作家による「手作り」の違いがあり、勿論大量生産の「型出し」の茶壺は値段が安く、手作りの作家物茶壺は値段が作家の格付けで違ってくるのです。

「型出し」の茶壺は無名の職人が石膏の型を使って一日に数十個の茶壺を作り上げますが、作家物の手作り茶壺は一つの茶壺を作り上げるのに丸一日以上の時間を費やしています。

一日に数十個同時に作られる茶壺と、作家が精魂込めて30時間もの時間を掛けて手作りするのでは、大きく値段が違ってきて当然です。

またそれだけ時間を費やす理由は、主にはバランスや使い勝手の面での細かい調整を行っています。

更に使用する紫砂材料にもランクがあって、「型出し」の茶壺は安い一般的な紫砂材料を使用しますが、作家が使用している材料は自分でこだわって紫砂の産地「黄龍山」で選定してきた材料や、安い紫砂材料と比較すると値段も十倍以上の材料を使用しています。

材料を供給する側でも産出された特別な材料は、高く買ってくれる有名作家さんへ直接販売しますので、良い材料はやはり有名作家の手元に集まるという図式になっています。

安く販売される「型出し」の茶壺には当然安い材料しか使用されませんし、大幅な値段の違いは実はちゃんとした理由があるのです。

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中国茶器の代表は、宜興紫砂壺です

中国茶器の代表は、宜興紫砂壺です。

中国茶や中国茶器に興味のある方はご存知かと思いますが、中国茶と中国茶器の専門店 「恒福茶具」では手作りの作家物の宜興紫砂壺をご紹介しています。

今日はこの宜興紫砂壺についてお話したいと思います。

宜興紫砂壺はお茶を淹れる為の急須の事ですが、日本における急須の価値観と中国における宜興紫砂壺の価値観には大きな隔たりがあります。

日本の茶道においては抹茶茶碗が珍重されますが、中国の茶芸では宜興紫砂壺が最も珍重されます。

日本においては急須の価格はそれ程高くはありませんし、仮に人間国宝の「山田 常山」の急須であってもうん十万円の価格です。

ところが宜興を代表する作家の「蒋蓉」さんの作品は、もし市場に出れば最低150万円の値段がつきます。

これは中国現地の値段ですから、貨幣価値の違いと経済格差を考慮すると日本に置き換えれば一体幾ら位の価値があるのでしょうか?

それだけ中国では、宜興紫砂壺は珍重されている茶器なのです。

ではなぜそれだけ宜興紫砂壺が珍重されているかと言うと、歴史の中で文人が三種の文房具の一つとして愛して止まなかった事と、宜興紫砂壺はお茶を美味しくしてくれる効果があるからです。

小さくて可愛い宜興紫砂壺は愛情を込めて使用すればするほど光り輝いて、どんどんお茶を美味しくしてくれる効果が高くなり、単なるお茶を淹れる為の道具という範疇を超えて、愛らしい道具に変化してしまいます。

また宜興紫砂壺はお茶の香りを吸着しますので、飲むお茶の種類だけ急須の数が必要となってきます。

そうすると当然コレクションをしたくなってきますので、段々と紫砂壺の数が増えてくるわけです。

宜興には宜興紫砂壺を作る作家が数千人居ますし、省や国家が認定する資格まで存在します。

当然この資格によって値段が決まってきますし、作家としての名前もこの資格が伴わないと有名にはなれません。

宜興紫砂壺は、日本における急須の事情と大いに異なることがこれでお分かり頂けましたでしょうか?

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冷たいお茶は、体によくありません。

お茶を飲まれるなら、ぜひ暖かいお茶をどうぞ

最近はペットボトルに入ったお茶が非常によく売れていますが、皆さん冷たいままで飲まれていませんか?

お茶の味を気に入られてペットボトルのお茶を飲まれている方も多いのでしょうが、健康に気を遣ってお茶を飲まれている方も多いのではないでしょうか?

実はお茶を暖かい状態で飲むのと冷たいアイスティーで飲むのとでは、効能効果が大幅に違います。

昔から冷たいものは体に良くないと言いますが、実はその通りなのです。

特に緑茶は体の熱をとる効能もありますので、その緑茶を冷たいお茶で飲めばより体を冷やす結果になってしまいます。

風邪の時に熱を下げる為の目的なら問題ありませんが、日常でしたらかえって体に良くない結果になりかねません。

また夏でしたら冷たい飲み物が欲しいでしょうから問題はありませんが、皆様ぜひペットボトルのお茶類は暖めて販売されているものをお買い求め下さい。

またペットボトルのお茶と茶器を使用して自分で淹れるお茶ですが、同じ茶葉でも味の面香りの面効能面、どちらが良いでしょうか?

これは言わなくても分かる通り、自分で淹れる暖かいお茶が一番です。

特に中国茶は、香りが命です。

香りはお湯の温度が高いから香ってくるのですが、お湯の温度が低ければ本来の香りが香ってきません。

味・香り・効能面でもやはりお茶は暖かい状態でお飲み頂くのが一番なのです。

ぜひお茶は、暖かいお茶をお飲みになられてください。

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プーアル茶の「生茶」と「熟茶」について

プーアル茶の「生茶」と「熟茶」について説明してきましたが、もう少し詳しくご説明致します。

プーアル茶には「生茶」「熟茶」の違いがあってとご説明してきましたが、では「生茶」が本来のプーアルで「熟茶」は偽物なのでしょうか?

コーヒーにインスタントコーヒーとレギュラーコーヒーがあるように、いってみれば「熟茶」はインスタントプーアル茶と申し上げると非常に分かり易いかもしれません。

「熟茶」の利点は茶葉を殺してしまう事で熟成を早くして、間違いのない品質を得ることが出来ます。

「生茶」は茶葉の質であったり熟成環境で熟成結果が大きく違ってきますので、生産者からしてみればある意味リスクのある茶葉なのです。

ところが「熟茶」の製法ですと品質を一定に保つことが可能ですから、大量生産型の製法と言えます。

つまり手作りの「生茶」と大量生産の「熟茶」、こう例えるともっと分かり易いかと思います。

手作りには手作りの利点があり、大量生産にはそれゆえの利点があるわけです。

「熟茶」は値段が安くて安心して飲めるプーアル茶で、お味もマイルドです。

「生茶」は貴重性がある故に値段は高いのですが、お味に深みとやはりいい意味で重さがあります。

プーアル茶をダイエット目的で飲まれる方も多いかと思いますが、実は「生茶」にはその効果が確実にありますが「熟茶」にはその効果が薄いと言えます。

プーアル茶は新陳代謝を活発にして体内の脂肪を排出する効果があるのでダイエットに効果的なのですが、これは生きている「生茶」だからこそその効果があるわけです。

ダイエット効果を目的にもしプーアル茶を飲まれるのでしたら、ぜひ「生茶」を選択されてください。

またプーアル茶を日常的に飲まれることはダイエットばかりでなく、健康管理にも非常に効果的です。

とくに気温の高い時期にプーアル生茶を飲むと、直ぐに汗がだらだらと出てきます。

新陳代謝が活発になる証拠ですが、寒い時期ですと体がぽかぽかと温まってくることを実感します。

この事だけでも、効能が高いことを実証しています。

逆に「熟茶」はお味もマイルドであると共に、簡単にプーアル茶を楽しめます。

よく一煎分を固まりにして白い紙に包まれた「小陀茶」という茶葉が販売されていますが、これは実に簡単に楽しめるプーアル茶です。

この「小陀茶」は100%熟茶と言ってよいのですが、実は生茶も存在します。

中国茶と中国茶器の専門店 「恒福茶具」では「小陀茶」も販売していますが、一応「熟茶」を販売していますが在庫のある時は生茶の「小陀茶」をお届けしています。

ここまで説明致しますとある程度プーアル茶の事をご理解頂いたかと思いますが、いかがでしょうか?

もしもっと詳しい話を聞きたい、質問があるという事でしたら、ぜひメールにてお問い合わせ下さい。


お問い合わせは店長白川まで: info@hengfu-chaju.com

どうぞ皆様、美味しいプーアル茶をぜひ体験されてください。

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こんなプーアル茶は買ってはいけない

悪質なインチキプーアル茶にご注意下さい。

プーアル茶はどうも黴臭くて苦手と思われてる方、プーアル生茶は何十年も熟成しているから少々黴臭い風味は当たり前で、それがプーアル生茶の風味と承知して飲まれている方、それは大きな間違いです。

プーアル茶には「生茶」と「熟茶」があるとご説明しましたが、どちらもけして黴臭い風味の茶葉ではありません。

でも私も最初にプーアル茶を飲んで非常に黴臭い風味に、これは苦手なお茶だとそれ以降プーアル茶を敬遠するようになりました。

ところが中国へ仕事の関係で度々訪れると共にプーアル茶を飲ませてもらう機会があり、飲んでみてその美味しさに驚きました。

確かに香りはあの独特なプーアル臭なのですが、味が全然違いました。

まろやかで深みのある味わいの中にとろっとした甘みが残り、飲んだあとは非常に爽やかな気分にさせられました。

今までに飲んだことのない、プーアル茶でした。

そこで今まで私がプーアル茶を敬遠していた理由を話すと、それは「インチキプーアル茶」だと教えてくれました。

プーアル生茶は麹菌を植えつけて熟成に何年、何十年という年月を要します。

二十年・三十年・五十年となると非常に高値で取引されますし、それを利用して「インチキプーアル茶」の製法があったのです。

中国は偽物天国と言いますが、まさにお茶においてまで偽物が存在したわけです。

プーアル生茶は茶葉を蒸して塊にして麹菌を植えつけて、専用の倉で寝かしておきます。

その際に倉の床に水を撒いて湿度を以上に高くしたり、茶葉自体に霧吹きで水を掛けたりして放置するとどうなるでしょうか?

そうです、当然カビが生えてきます。

カビが生えると麹菌の力よりもカビ菌の力が勝りわずか数ヶ月から半年でも、見た目が数十年熟成したかのような状態になります。

この茶葉をお茶として淹れてみると、水色は直ぐに栗色になり味も長期間熟成したような状態になりますが、実は黴臭くて飲めたものではありません。

ところがこの茶葉をうん十年寝かしたプーアル生茶と称して、包装紙まで偽造して高値で販売するわけです。

本来の価格の何十倍の値段で売れる訳です。

当然このようなプーアル生茶が、日本へ入ってきています。

更に悪質なのは散茶として熟茶にこのインチキ生茶を混ぜて、やはり生茶うん十年と称して販売されています。

私の調べた限りでは某有名中国茶販売店でも、このインチキ茶葉が堂々と店頭販売されていました。

また某有名な香港のプーアル生茶を専門に扱う店舗の餅茶でさえも、カビの生えた生茶でした。

重ねて申し上げますが、日本で店頭販売されているプーアル茶は90%「熟茶」です。

更に「生茶」として販売されているプーアル茶は半分以上、「熟茶」かインチキ生茶です。

日本で上質な本物のプーアル生茶を手に入れるには、ネット通販の中国茶を専門に扱う店舗数件で購入するしか方法はありません。

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プーアル茶の「生茶」と「熟茶」の見分け方

プーアル茶の、生茶の熟茶の違いを簡単に見分ける方法

先にプーアル茶には「生茶」と「熟茶」がありますと申し上げましたが、「生茶」と「熟茶」の違いがよく分からない方に簡単な見分け方をご説明いたします。

茶葉の見た目でも違いがありまして、形状が餅茶(丸い塊のプーアル茶)であっても、「生茶」と「熟茶」が存在します。

見た目の違いは、「生茶」は綺麗な茶葉の形状が見分けられるのですが、「熟茶」は黒く何となくベタッとした塊になっています。

これを画像で見て頂いても判断しにくいので、お茶を淹れて飲む際の見分け方を言葉で説明させて頂きます。

まず茶器に茶葉を入れてお湯を注いでください。

直ぐに水色に栗色や黒ずんだ色が色濃く出るのは、「熟茶」です。

「生茶」は直ぐに水色は濃くは出ません。(抽出時間を長く取るほど濃い色が出てきます。)

それと飲み終わってから、茶器の中に残る茶底(茶葉)を取り出して観察してください。

「生茶」は茶色の茶葉の中にも緑色の茶葉が必ずありますが、「熟茶」はこげ茶色の形の崩れた茶葉ばかりです。

そして茶葉を手にとって指でほぐしたり、引っ張ってちぎってみてください。

「生茶」は茶葉に力があり茶葉が生きているという事が実感できますが、「熟茶」はボロボロであったり引っ張ると簡単に千切れてしまう死んでる茶葉である事が分かります。

この事からも「熟茶」は年数を経ても、熟成はしないであろう事は想像して頂けることと思います。

以上を参考にされて、ご自分の飲んでいるプーアル茶を「生茶」か「熟茶」か判別してみてください。

判別できてご自分の茶葉が「熟茶」であった方は、やはり本当のプーアル茶の楽しみはまだご存知ないと言えます。

ぜひ本物の「生茶」を手に入れて、「生茶」の味と茶葉を確認してみてください。

そうするといずれ飲んだだけでも、「生茶」と「熟茶」を判別できるようになります。

この説明を参考にしていただけましたら幸いです。

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プーアル生茶をご紹介します。
プーアル茶(ポーレイ茶)

手前左:小陀茶 手前右:雲南プーアル茶(散茶) 奥:雲南陀茶

中国茶の中でも最も奥深い茶葉、それがプーアル茶です。

本来プーアル茶は蒸した茶葉を塊にして、麹菌を植えつけて後発酵にて熟成させる茶葉でした。

勿論今でもその製法で作られているのですが、後発酵では熟成までに時間を要するので言ってみれば
インスタント製法の熟茶(じゅくちゃ)という種類が現在では主流となっています。

本来の製法のプーアル茶は生茶(なまちゃ)と言いますが、

これは麹菌の力を借りて発酵を続けることで茶葉が生き続けています。

生茶は熟成年度が多いほど珍重され、年数を経るごとに味に深みと甘みが増して勿論値段も高くなります。

作りたてのプーアル生茶は渋みの強い緑茶の風味ですが、
5年・10年と熟成を重ねると甘みが出てきて烏龍茶のような風味に変化して行きます。

更に20年・30年と熟成を重ねると、更に甘みとコクが増して紅茶に近いような風味に変化を遂げます。

まるでウィスキーやワインのように熟成を重ねるほど深みが増して価値が上がる、それがプーアル生茶です。

しかし熟成に時間が掛かる事と管理にも気を使うので、熟茶やインチキな生茶が主流で流通している訳です。

皆さんが飲まれているプーアル茶、それは本物の「生茶」でしょうか?

おそらく90%以上の方は、「生茶」ではないプーアルを飲まれていると確信しています。

なぜなら日本に入ってきているプーアル茶は90%以上が熟茶ですし、
生茶と言われている茶葉も実は熟茶であったりインチキの生茶であり、本物はほんの一部しか存在しないからです。

プーアル茶は中国茶の中でも最も奥深い茶葉と言えますし、その本当の魅力をぜひ知って頂きたいと思っています。

本物のプーアル「生茶」を知ると共に、見分ける目をぜひ養ってください。

中国茶と中国茶器の専門店 「恒福茶具」では上質な本物の「生茶」をご紹介しています。

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中国茶の効能
● 日常的に中国茶を飲む事は、健康維持に効果的です

中国茶の効能

中国茶は香りたかく美味しいと共に、健康維持にも効果的です。

日常的に中国茶を飲まれている方は、効能として健康維持にとても効果的と感じていられることと思います。

中国茶は日本茶と比較して種類も多く、味・香りともにほんとうに楽しめる茶葉が多いのですが、
更に日常的に飲む事で健康維持にも効果的です。

中国茶葉の中には漢方に使用されている茶葉もありますし、まさに医食同源と言えます。

中国茶と中国茶器の専門店「恒福茶具」では、
より多くのお客様に中国茶の魅力を知っていただきたいと思っています。

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     Vol.39 2005.02.01
__________________________________

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今号の目次

 □ 急速な経済成長を遂げる中国

 □ 紫砂壺の焼き締め程度について

 □ 「早期壺」・「早期孟臣壺」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2005年になって、初めてのメルマガ発行です。

何を今更ですが、どうぞ皆様今年度もよろしくお願い致します。

昨年末にオールアバウトジャパンのサイトの
オンラインショップインタビューに記事が掲載されてから、
「恒福茶具」のサイトへのアクセスが増えると共に
メルマガも新規でご登録いただいた方が多くいらっしゃるようです。

新規の読者様も、どうぞよろしくお願い致します。

さて今回のメルマガですが、
「急速な経済成長を遂げる中国」と「紫砂壺の焼き締め程度について」
それと「早期壺」・「早期孟臣壺」という内容でお届けいたします。

これは最近私が気にしていることと、
お客様よりの問い合わせからのお題です。

どうぞ今回も、最後までお付き合い下さい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  □ 急速な経済成長を遂げる中国
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ここ数年の中国は日本の高度経済成長期よりも
加速度的なスピードで成長を遂げているようですが、
景気低迷している日本に居ては
それも実感できないかもしれません。

上海へ旅行に行かれた方は、
予想以上の都心振りと現状にきっと驚かれたと思います。

北京や上海と地方都市では大きく差はあるのですが、
その地方都市でも半年・一年の期間の間に
高層ビルや高級マンションの建物が次々と建てられています。

私自身も、訪れる度に「え〜っ、こんな建物前回なかった!」
「え〜っ、この高速道路いつ作ったの?」そんな具合です。

次々と新しい建物が建設される事自体経済成長の証ですが、
街を歩く人々の服装、
特に若い世代のファッションや持ち物を観察すると
その暮らしぶりも変化していることを実感させられます。

実はこんな話をしたい訳ではないのですが、
今一番気になっていることは元の切り上げ問題です。

先進国からの圧力もあり
実は昨年末に元の切り上げが行われると
そういう話もありましたので
近い将来元が切り上げになる事は間違いないようです。

それに伴い、当然中国からの輸入品の価格に影響が出てきます。

つまり、私も皆様も関心のある
中国茶や中国茶器の輸入価格が上がってしまうことを心配しています。

今までは元はドルと連動して固定されていましたので
輸入価格はそれ程大きく変化することはなかったのですが、
元の切り上げ後はどうなるのか?
便乗値上げはないだろうか?
その辺りを心配しています。

かと言って、鮮度が一番重要な中国茶葉を
値上げを見込んで大量に仕入れるというのでは意味がありませんし、
防衛策は何もとれない訳です。

中国が順調に経済成長を遂げることは勿論喜ばしいことと言えますが、
消費者としてはこの辺りが一番気になる事と言えます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  □ 紫砂壺の焼き締め程度について
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

先日新規のお客様に郭琴の「倣古壺」をお買い上げ頂き、
お届けの際にお問い合わせを頂戴しました。

紫砂壺の焼き締め具合についてのご質問だったのですが、
要は紫砂壺は、一寸焼き締め過ぎではないかというご質問でした。

これは私自身も感じていた事なので、
次回のメルマガの題材にしようと思い今回書かせて頂きます。

紫砂壺は分類上は陶器になりますが、
正しくは磁器と陶器の中間の焼き物で「セッキ」と呼ばれる
分類の焼き物に属します。

陶器よりは高い焼成温度で焼き締められ
磁器よりは低い焼成温度で焼かれています。

皆様お使いの茶壺の蓋を左手の親指と人差し指でそっと持って、
右手の人差し指の爪を使って蓋の縁をはじいてみてください。

この際に金属音に近い「キン」という音がするのが紫砂壺です。

この「キン」という音にも高い音と低い音の差があって、
それで焼き締め具合が分かります。

宜興では日本と違って焼成は専門職がいて、
作家さんたちが製作した作品を持ち寄ってまとめて焼かれるのが常です。

自分の窯を持つ作家さんは日本には沢山いますし、
自分の窯を持つことが夢でもありますが
宜興では窯を持つ作家さんはいないのです。

従って自分の製作した作品がどのように焼きあがるかは
作家さんの自由にはなりませんし、
焼成方法や焼き締め具合を注文したり
そんな事は出来ませんし、そんな注文をする作家さんもいません。

実はこの焼き過ぎという理由は
焼成の際の燃料が原因と言えます。

通常は燃料はコークスを使用していますので
微妙な温度調節は不可能で
どうしても焼成温度が上がり気味になってしまいます。

ところが超有名な先生方の作品は別の窯で
燃料は天然ガスを使って焼かれています。

超有名な先生方の作品はお値段も別格ですから、
高い燃料を使用して微妙な調整もできる高い値段の焼成でも
全く問題はないのが当然です。

ところが化石燃料を使用することによる空気汚染の問題で
どうやら近い内に宜興でも燃料に
コークスを使用する事は禁止になるようです。

既に昨年辺りから燃料を天然ガスに切り替える
工事が行われ始めていますので
近い将来は全ての作家の紫砂壺が天然ガスを燃料に焼かれる、
そうなることと思われます。

すると焼成賃の値上げで、作品の販売価格にも影響?
これも大いに考えられることです。

作品の価値がより上がる事は勿論歓迎ですが、
値上げは避けられない事態なのでしょうか?

紫砂壺の焼き締め具合が焼き過ぎだと何故いけないの?
そういう読者の方もいらっしゃるかと思いますので
ここで説明させて頂きますが、
実は焼き締め過ぎだと、「養壺」しても育たない
そう言われる方もいらっしゃいます。

「養壺」しても育たないのでは紫砂壺を使う意味がない
そう判断される方もいらっしゃるかもしれませんが、
これは全くその通りですとは言えないと、私は思っています。

確かに適度な焼成具合はあって
現在の紫砂壺はやや焼き過ぎという面は認めざるを得ませんが
焼き過ぎの紫砂壺が全て育たないのかというと、
実際にそんなことはありません。

私は自分で紫砂壺を使用していて
使われている紫砂材料のレベルがよければ
やや焼き過ぎの紫砂壺でもちゃんと育ってくれる、
そう感じています。

燃料に天然ガスが導入されて
その後焼成具合に変化が現れるかどうかですが、
これは中国の価値観から申し上げて
今までと変わることはないのではないかと思っています。

これから紫砂壺をお求めになる場合ですが、
焼成具合よりも、使用されている紫砂材料が厳選されている
そちらを優先して選定されることをお勧めしたいです。

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  □ 「早期壺」・「早期孟臣壺」
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以前より度々お客様から
「早期壺」の取り扱いはありませんか?
手には入りませんか?というお問い合わせを度々頂戴します。

これは私もお世話になっていますが
「迷壺」さんのサイトの影響が如何に大きいかですね。

「早期壺」・「早期孟臣壺」とは文化大革命の時期から
1980年代までに生産された大量生産の紫砂壺です。

ほとんどは型出しで作られていて、
出来はそれ程お勧めできる壺ではありませんが、
使用されている材料のレベルが良く
「養壺」が早くて育ちやすいという評判で
探しておられる方が多いようです。

値段はけして高くはないのですが
過去に生産された紫砂壺ですから、
今現在店頭で探すのは困難です。

私自身は「早期壺」・「早期孟臣壺」にはそれ程興味はないのですが
問い合わせが多いので、一度本腰を入れて探すことにしました。

お問い合わせを頂いているお客様を含めて、
もし見つかりましたらサイトでお知らせする前に
このメルマガにてご報告させて頂きますので、
お約束は出来ませんが楽しみに結果をお待ち下さい。

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今回も最後までお付き合い、有難う御座いました。

今回は情報ばかりのメルマガで、
お買い得なお知らせやプレゼントキャンペーンの
お知らせがなくて申し訳ないのですが、
次回のメルマガは新商品のお知らせやお買い得な情報
をメインでお届けしたいと思っています。

ご存知の方も多いかと思いますが
中国は現在お正月の真っ最中です。

日本では元旦に営業する店舗が多く
お正月気分も薄れて嘆かわしい状態ですが
中国はお正月は家族一同が集まり新年をお祝いします。

当然仕事も休みで、
宜興の作家さんたちは何と前後も含めて
丸々一ヶ月はお休みします。

お正月の前後は荷物の流通も増えますので遅延は当たり前、
当然この一週間は荷物の出荷さえ出来ません。

そこまで新年を祝いたいとは言いませんが、
せめて三が日くらい仕事を休んで
新年を機会に気持ちを新たにしたいものです。

それが日本の文化だと思うのですが、
その文化を商売の機会に利用した輩のせいで
私も元日から休み無しで働く状態です。

三が日とは言わないまでも
せめて元旦くらい何もしないで商店も仕事も休むと、
国が決めてくれないでしょうか?

それでは次回のメルマガも、楽しみにお待ちください。

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中国茶と中国茶器の専門店 「恒福茶具」
http://www.hengfu-chaju.com/

代表:白川 好伯 info@hengfu-chaju.com

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このメールマガジンは、以下の配信システムを利用しています。

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苦丁茶(一葉茶)専門店

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「オールアバウトジャパン」オンラインショップインタビューに、「恒福茶具」が掲載されました。

「オールアバウトジャパン」のオンラインショップインタビューに掲載されました

中国茶や中国茶器に興味のある方は、

オールアバウトジャパンの「中国茶」のサイトをご存知かと思います。

昨年末「恒福茶具」はオールアバウトジャパンより取材を受けて、

オンラインショップインタビューの記事に掲載されました。

ぜひ、ご覧下さい。 http://allabout.co.jp/gourmet/chinesetea/closeup/CU20041224A/index.htm

中国茶と中国茶器の専門店 「恒福茶具」 のことを

より詳しく知っていただける事と思います。

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