中国茶の残留農薬問題に関して
中国茶の普及と共に残留農薬の心配は常に話題になっています。
特に中国よりの輸入野菜より残留農薬が多量に検出される例が度重なり、中国茶へも疑いの目が向けられる事は当然の事です。
しかしこの野菜に関する農薬使用については、日本人が指導して行わせた結果である事を知っておいて下さい。
つまり見た目が綺麗でないと売れない日本人の価値観にあわせて、綺麗な野菜でないと商品価値がないので、現地で栽培する上で日本の商社が指導・強要した結果なのです。
中国現地で日常販売されている野菜は、虫食いだらけで泥付きの野菜です。
大きさも日本の野菜と比べると、ほとんどの野菜が小さいです。
ところが中国の料理店で野菜を食べると、全て味が濃くて美味しく、昔の野菜の味がします。
地元の中国人は全て、虫食いだらけで泥付きの野菜を食べています。
ところがこのままの野菜を輸出しようとしても、日本の商社の規格には認めてもらえませんし、実際日本の店頭に並べても売れないことは間違いありません。
見た目を良く、日本の商社の規格に合う野菜を提供するには、化学肥料を使用して大きく育て、農薬で病虫害を予防する、それしか方法が無いわけです。
私の個人的な意見ですが、日本で作られている日常の野菜は果たして残留農薬の問題はないのでしょうか?
輸入される食品は検査をしないと流通しないので残留農薬が検出されましたが、果たして日常スーパーで売られている野菜は残留農薬の検査はしていますか?
さて、肝心の中国茶の残留農薬問題です。
中国茶も食品なので、輸入する際は個人輸入以外全て食品検査が義務となります。
年に一件程度中国茶も残留農薬の問題で、輸入が差し止められる事があります。
つまりほとんどの日本で流通している中国茶は、食品検査を経て安全と判断された商品が流通している訳です。
はっきり申し上げて、野菜と比較して中国茶は安全な食品です。
根拠は、お茶の樹にはそれ程農薬を必要としないからです。
害虫として「ウンカ」という葉を食べる蛾の幼虫がお茶の樹の唯一の害虫で、ウンカよけに農薬を使用する場合があります。
この殺虫剤自体問題になる農薬ではありませんし、雨で流れてしまうことと製茶のプロセスで更に残留する濃度が薄まります。
人体に悪影響を及ぼす残留農薬が中国茶にあるとは、私は到底考えられません。
また特に標高の高い地域で作られている茶葉は、標高の関係で害虫も存在しないので消毒虫除けの必要がありません。
中国の農村部は都市部と比較すると非常に貧しく、茶農家も高い化学肥料や農薬など絶対に使用できません。
元々茶の樹は野生の木ですから、極端な話放りっ放しで収穫が出来るんです。
日本のしっかり管理されたお茶畑では肥料・消毒と欠かせない作業ですが、これは日本で栽培されているお茶の樹が「やぶきた茶」と言いますが、(中国で言うところの「小葉種」)
品種の問題と気候及び栽培地の標高の問題から、日本では肥料・消毒が欠かせないのだと思います。
日本の緑茶は、残留農薬で問題になった事がありますでしょうか?
一時ダイオキシン汚染で「狭山茶」が話題になりましたが、それ以外残留農薬がお茶に検出された話はないのでは?
肥料・消毒が欠かせない日本の緑茶で残留農薬問題がないのは、仮に残留農薬があったとしてもやはり製茶のプロセスで濃度が人体に悪影響を及ぼさない程度に薄まるからです。
以上の理由から、私は中国茶の農薬汚染の心配は必要ないと考えています。
安心して中国茶を楽しまれてください。
それと人間の体は機能的に出来ているので、害の有る食品を摂ると拒否反応が必ず起こります。
まず味覚で判断できますが、美味しいものは体に良いんです。
不味いと感じる食品は全部が全部ではありませんが、体が拒否していると考えてください。
仮に味覚で害が判断できない成分を体に取り入れてしまうと、痛みや異常で体に拒否反応が現れます。
直接的なのはお腹をこわすことですが、複雑な拒否反応は直ぐには現れて来ませんね。
病気となって現れる場合もありますし、アレルギーとして現れるケースもある訳です。
アトピーや花粉症、これらも人体の拒否反応です。
安全な食品を確保する事は、この先更に非常に難しいこととなるのではないかと考えています。
という事で、美味しい中国茶は全く問題ありませんので、安心して消費されてください。
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